紙の需要はふくらむばかり 2
コンピューター導入を柱とする情報化が進めば、紙の需要が減るとだれもが考えました。
ところが現実には、紙の需要は膨らむばかりです。
なぜ紙の需要が増えるのでしょうか。
理由その1
データベース、パソコン通信、インターネットなど新しいメディアが普及、情報へのアクセスが容易になり、情報量が飛躍的に増えました。
これらを紙に出力し、コピーして関係者に配布することが企業内の紙需要増を招いています。
理由その2
「紙信仰」。
電通総研の吉田チーフプロデューサーは「紙メディアが持つ一覧性はコンピューターメディアでは代替が難しい」と指摘します。
紙の方がパソコン画面に比べ解像度が高く、目が疲れにくいうえ、文章の前後を見る時は紙の一覧性は代えがたいものです。
長文の電子メールをプリントして読む人は多いです。
情報を保存するうえで、電子媒体に漠然とした不安を持つ人もいます。
理由その3
情報ネットワーク化が不完全なことがあります。